わーくぴあだより

わーくぴあ便り 2024年度5月号

2024.05.02

わーくぴあ便り 2024年度5月号

タイトル図

 新緑のクローバー


 お向かいの公園の新緑が目にまぶしい季節となりました。

 先日、理事の一人が「四つ葉のクローバー」を沢山摘んできました。愛情や幸運の象徴と言われ、出会ったらラッキーな葉っぱ。わーくぴあでこのクローバーを加工し、製品にし、販売し、大儲けし、幸運を呼び込もうと考えました。

 製品になった暁には是非ご購入を、幸せのおすそ分け(有料ですが)です。



畑たより


 ♫夏も近づく八十八夜~♬

 立春を起算日にして88日目。昔から、田植えや茶摘みなど初夏の農作業を始める目安としていたそうです。

 わーくぴあ農園も、先日植えた、じゃがいも、トウモロコシが順調に育っています。

 上の写真がジャガイモ達、下の写真がとうもろこしです。

 毎年人気の野菜たちです。 収穫したら早めにご購入していただかいないと、売り切れ必至です。

 とは言っても、収穫までまだまだですね。

 今年も、「農薬:栽培期間中不使用」で頑張っています!!




利用者からの投稿


[声かけ・見守り]

 横浜訓盲院の「歩行訓練士」に歩行訓練を受け、無事に卒業?「同行援護」を使わず一人で「わーくぴあ」まで通所しだして数か月たったが、今のところ大きなトラブルは無く、何とか無事に通えている。と言いたいところだが、正直、少々冷や汗をかく事もあった。事故等で電車が遅延して、ホーム上に人があふれかえり、なおかつ予定していた電車に乗れず、経路を変えなくてはいけない時は、かなり緊張感が走る。それと、たまに寝不足、考え事?思わず乗り過ごしてしまい「あっ、ヤバイ!次の駅、降りたこと無いよー(汗)」なんて事もしばしば。他のBLINDの利用者達に、「困ったとき、どうする?」と聞いてみると「困った顔をしていると、誰か助けてくれるよ」といった意見もあったが。最近ようやく自分も何とか人の気配を感知して、声をかける事が出来る様になった。

 週に一度「わーくぴあ」で会う、「LOW VISION」?の利用者のS氏。同じ経路で通所しているからか、自分の事を気にかけてくれている「見守り」。「声かけ」嬉しいけど、せっかくだからもう少し上手に「声かけ」してもらえるとありがたいんだけど。いきなり元気よく現れると、ビックリするんでね。それと自分が駅ホームで「若い女性」と歩いているのを見て「彼女?」「ナンパ?」って思って声をかけなかったって言うんだけど、まさか!朝からナンパ?出口が分からなくなって「救助」されていたんですけど(苦笑)。これからも「声かけ・見守り」ヨロシクね「お姉さん」!

 修行の一環として、「満員電車」を体験してみようと思い、あえて早い時間帯に乗ってみたけど、思っていた以上に厳しかった。通勤ラッシュの時間帯は、みんな満員電車に乗り込むのに必死で、他人の事なんか気にしている暇は無さそうだ。雨が降った日には、さらに大混雑で「白杖」を出しすぎると引っかけたり、蹴られたり折れそうになったりする。自分も「晴眼者」時代、それほど周りの事を気にしていたか?なんて事を思い出し少々反省。

 バス停、近隣ではよく声を掛けられる事が多くなった。「最近、見かけなかったから、どうしたの?」とか「今日はいつもより遅いのね?」とか様々。「えっ、誰?」近隣に友人なんていないし、ましてや「近所付き合い」なんてしてこなかったのに。見られている?見守ってくれている?バスの乗車の際、最後尾に並べないから、いつも一番前に立って、みんな乗り込んだか?タイミングを見計らって乗り込むんで、随分目立って覚えられた?まぁ仕方が無いか、何処で見られているか分からないんで、行儀良くしていないと。とは言え近隣の人の「声かけ・見守り」には、日々感謝している今日この頃です。

 2024年4月14日(日)に「わーくぴあ」がある神奈川区大口の「大口公園」で、毎年恒例の「大口七島地域交流まつり」が開かれ、今年も「わーくぴあ」は参加させてもらえた。当日は晴天に恵まれ、少々汗ばむ気候。BLINDの自分には見えないが、「桜」の木の下、自前の「タープテント」を張って店をかまえる。職員、利用者一同「わーくぴあ」オリジナル「エプロン」をして客の呼び込み。今回「わーくぴあ農園」で取れた野菜はお休みで、日頃作っている自主製品等の販売。遊びに来て買ってくれた人達、どうもありがとうございました!


BUZZCOCKS「FICTION ROMANCE」を聴きながら/JUN BLIND




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