わーくぴあだより

わーくぴあ便り 2023年度2月号

2024.02.07

わーくぴあ便り 2023年度2月号

梅にうぐいすの絵柄のタイトル図

光の春

 「冬至を過ぎて立春の2月4日の間、光は『畳の目』一つずつ長くなる。」そのような言葉を読んだ記憶があります。畳の目程少しずつですが日が長くなり、確かに春に向かっているようです。

 そして、立春の前日が節分、わーくぴあでは2月2日に一足早く豆まきをしました。幸運がやって来るように祈りながら、皆で恵方(今年は東北東)を向き頬張りました。光あふれる春が来ますように。


畑だより

 年が明けた1月、職員と利用者で昨年中に収穫出来なかった大根、かぶ等の冬野菜の収穫を行ってきました。持ち帰った野菜は作業所の前に陳列し、好評のうちに全て完売致しました。

 収穫した後は「土作り」が始まります。美味しい野菜が出来るように畑を耕し肥料を撒き、春野菜の種まきに備えます。


作物のない耕した畑の写真
畑を耕している写真
職員を鬼に見た立てて豆まきをしている写真

豆まき

 先の文にもありますように、2月2日に豆まきをしました。 昼食メニューは恵方巻、煮物、豚汁、お浸し、デザートで、午後の時間に豆まきをしました。今年も良い年になりますように。


煮物の写真
恵方巻の写真

利用者からの投稿


 [わーくぴあ農園2024]
 今年始まって早速「わーくぴあ農園」に、昨年末に収穫出来なかった大根、カブ、その他の残りの野菜の収穫に行って来た。出かける時は寒かったが、1月だと言うのに作業をしている時は汗ばむ、晴天だった。
 収穫が終わったら、すぐに「わーくぴあ」にもどり、野菜を洗って事業所の前で昼頃から販売する。「わーくぴあ」は以前の場所より駅に近くなり、人通りが多い?それとも職員の「八百屋」ばりの呼び込みが上手い?ので夕方までには大抵売れきれる。
 農作物が、全て収穫し終わったら次の「種まき」にそなえて、畑を耕す。良質な土壌を作るためだそうだ。「牛糞」などを撒いて「耕運機」を使って畑を耕す。せっかくなので自分も「耕運機」を使わせてもらった。「耕運機」もちろん名前ぐらいは聞いた事もあるし、テレビや映画か何かで見た事もあるけど、まさか!自分の人生で「耕運機」を使って畑を耕すとは夢にも思わなかった。本当に人生何が起こるか分からない(苦笑)。
 エンジンをかけてもらいSTART!「声」で方向を示してもらって進む。何とか出来そうだけど、自分では真っすぐ進んでいるつもりが、少々右、左とそれてしまう。自分はBLINDなので、普段は白杖で壁や段差を頼りに平行を保ちながら歩くが、周りに何も無い「畑」では並行を保つのは難しい。とは言っても「種まき」「収穫」同様、工夫とアイディア次第ではやれ無い事もなさそうかな。後日、「筋肉痛」になるけど(涙)。
 企業の「障碍者雇用」で「農作業」の話はよく聞いたりするけど、果たして、どうやっているんだろうか?特にBLINDの人は?どうやるの?興味深い。
 一緒に行った、農作業が好きなY氏に「わーくぴあ農園」の広さを把握するために、一緒に歩いてもらい「たて何歩」「横何歩」と言った具合に広さを把握し、隣の畑、道との境界線も確認、やはり目印になる物が無いと単独では難しいか。畑を担当している職員O氏が係わってから「わーくぴあ農園」も、随分とらしくなって来た様なので、もう少しBLINDの人がやりやすい様に「合理的配慮?」をリクエストしてみた。もちろん、こちらからもアイディア出すけどね。その後も、職員O氏は一人で畑に行っている。「種まき」の日も近いか?
 2月10日(土)に「ハンガーモップ作りワークショップ」が開かれる。
以前はわーくぴあサロンがあったようだが、「コロナ」や「わーくぴあ移転」等、色々あったから中止が続いた。似たような行事として久しぶりの開催となるらしい。今回は「横浜市視覚障害者福祉協会」が主催し、「わーくぴあ」で開催との事。
 それと、2月23日(金)に神奈川区大口にある大口公園で「社会福祉法人横浜愛育会」が主催の、去年から始まった「パン祭りWITH焼き菓子フェスタ」の第二回が行われる。去年同様「わーくぴあ」も参加させてもらえるので、日頃作っている自主製品と野菜を持っていき、販売する予定。自分も手伝いに行くので、是非、遊びに来てください!

THE DOORS
「BREAK ON THROUGH」を聴きながら  /JUN BLIND


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