利用者からの投稿
[歩行訓練日記]
MERRY CHRISTMAS!
すっかり寒くなってきて、そろそろ街並みはクリスマスのイルミネーションでいっぱいになっている時期なんだろうなと、想像してみた。
自分の「眼」でクリスマスのイルミネーションを見たのは、もう遥か昔だな、と改めてシミジミおもう2023年の12月。
「わーくぴあ」も新しい場所に移転して早一か月。作業スペースも1階と2階に分かれて広々使える様になり、作業もはかどる様になった。
昼食も食堂が出来たので、みんな揃って食べる事に、何だか懐かしい情景が浮かぶよ(苦笑)。
場所も駅から近くなったので、早々に一人で行ける様になった、これも歩行訓練の賜物かな。
駅から「横浜市立盲特別支援学校」に向かっている「点字ブロック」を利用して、途中から自分は車道と歩道の段差を頼りに「わーくぴあ」の入り口から出ている「音声」を目指して歩く。
BLINDでも、人によって「わーくぴあ」に向かうコースが若干違うのが興味深かった。
一度、電柱におもいっきりぶつかったが、痛い思いをしたので、もう大丈夫!覚えた。と、言いたいところだが、点字ブロックが無くなる曲がり角では、いまだ数回に一度失敗する。
通りがかりの人に、何度か助けられたが「わーくぴあの人でしょ?」と声を掛けられたけど、どうやら話を聞いてみると、自分以外の人も引っかかっている様だ(苦笑)。
歩行訓練士に「歩くのが速い。」「白杖が適切に振れていない。」それと「勘」で歩いているのか「手続き」をちゃんと踏んでいないから「迷子」になると散々言われているんだけどね。
どうしても「晴眼者」時代の速度で歩いてしまい、何となく今でも「勘」で進んでしまい「迷子」になってしまう。なかなか「癖」が抜けなく、困っているんだけどね。
それと、少々苦戦したのは駅前から続く「点字ブロック」。駅前ロータリーがあるので点字ブロックが道なりに曲がって?設置されている様で、方向感覚が中々保てなかったのと、「点字ブロック」と「道路」も老朽化しているのか?初心者には、白杖で「点字ブロック」と「道路」の違いが分かりづらかった。
「横浜市立盲特別支援学校」がある駅前にしては、「今一つ」と感じるが、どうだろうか?
長らく続いてきた「歩行訓練」も、そろそろ終わりが見えてきた様だ。
現在は「わーくぴあ」の通所、友人と会ったりする時等は「駅員介助」で移動しているけど、何とか今年中には、駅員に頼らず一人で通所出来るか?そんなところまで来ました。
それと、本年度最初「横浜市交通局自動車本部」に地元での「点字ブロック」を依頼した件。
あれから、どうなったか?今年3度目となる電話をしてみた。しつこい?かとも思ったが。
「その件は土木事務所に話している。」とか「検討中」とかそんな感じの回答だったね。
果たして、どうなるかな?気長に待つしか無い様だ。
一年間、この文章を読んでくれた人達、どうもありがとう。来年もヨロシク!
JOHN LENNON
「HAPPY CHRISTMAS」を聴きながら